お見合いは金脈探し!?父母も相手の財産に注目―米メディア

Record China    2011年3月2日(水) 22時44分

拡大

24日、米メディアは「中国ではお見合いは金脈探しを意味する」と題した記事を掲載。若者だけでなく、父母や結婚仲介人も男性の経済状況に注目するようになったという。写真は南京の公園で開かれたお見合いイベント。プロフィールがずらりと並んでいる。

(1 / 4 枚)

2011年2月24日、米ニュース専門局MSNBCは「中国ではお見合いは金脈探しを意味する」と題した記事をウェブサイトに掲載した。若者の中だけではなく、昔からの結婚仲介人も男性の経済状況に注目するようになったという。26日付で環球時報が伝えた。

その他の写真

男女各20人程度が参加する、結婚サイトが主催したお見合いパーティーの席上。一見普通の男性たちだが、実は結構な資産を持っている。その前にいるのは着飾った20人の女性。上海出身の韓さんは自己紹介が終わると北宋代の詩人、蘇軾の詩を詠み始めた。すると女性たちはあっけにとられながらも拍手を送った。「彼らは自分たちがパートナーを探しているとは悟られたくない」とは今回のお見合いの主催者。「女性に金づるとして捕まりたくないから」だという。

男女の人口バランスが崩れている中国では、適齢期の女性は売り手市場となっている。そのため結婚相手には外見や地位のほか、収入や財産も求める。当の本人だけではなく、父母までも娘の相手が裕福かそうでないか気にかけているという。最近20〜30年の経済発展がもたらした弊害の一つ、拝金主義がこの原因だ。

調査によると、夫婦間の衝突理由の多くは金銭問題。上海に住むニューヨーク出身の作家は「好きとか嫌いとかの感情どうこうだけで、結婚する人はいなくなった」と話している。(翻訳・編集/小坂)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携