<中国ジャスミン>対テロ部隊、治安ボランティアまで投入=当局は本気の厳戒態勢―中国

Record China    2011年2月28日(月) 9時24分

拡大

26日、香港紙アップルデイリーは記事「北京は大敵と遭遇したかのよう=王府井は囲いで封鎖、ジャスミンは咲けないのでは」を掲載した。「中国ジャスミン革命」第2回集会日を前に中国政府は厳戒態勢をしいた。写真は北京の集合場所、王府井のマクドナルド前。

(1 / 4 枚)

2011年2月26日、香港紙アップルデイリーは記事「北京は大敵と遭遇したかのよう=王府井は囲いで封鎖、ジャスミンは咲けないのでは」を掲載した。

その他の写真

27日は政府への抗議集会を呼びかける「中国ジャスミン革命」2回目の集会日。中国当局はまるで大敵と相対したかのような厳戒態勢で臨んでいる。北京市の集合地点である王府井のマクドナルド前は、地盤沈没を理由に工事のための囲いで覆われた。結局、集合地点はケンタッキー前に変更されている。また、ネット検閲も強化され、マイクロブログ「新浪微博」では、王府井という地名まで検索禁止ワードとなった。

20日の第1回は集合地点は13都市だったが、27日は23都市にまで増加した。各都市で厳重な警戒態勢がしかれたほか、軍の対テロ部隊が北京に駐留したとも伝えられている。「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議の総称、日本の国会に相当)と北京五輪の時のみ動員されていた赤い腕章をつけたボランティアまで動員され、監視体制の強化が図られた。

さらに事前に人権派弁護士など民主化支持者を拘束するなどの強硬手段も講じられている。厳戒態勢の中、抗議集会の開催はきわめて困難に思えたが、あるネットユーザーは、「前回の15倍以上もの人が集まった」と評している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携