「中国革命参加者の子孫には中国を統治する権利がある」、ウィキリークスが伝える習近平―米華字メディア

Record China    2011年2月23日(水) 11時11分

拡大

18日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「ウィキリークス:毛沢東主義を受け継ぐ子孫こそが合法的に中国を統治=習近平の信念」を掲載した。写真は山西省長治市の広場に書かれたスローガン「毛沢東思想万歳」。

(1 / 4 枚)

2011年2月18日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「ウィキリークス:毛沢東主義を受け継ぐ子孫こそが合法的に中国を統治=習近平の信念」を掲載した。

その他の写真

ウィキリークスが入手した米外交公電。その未公開部分を「第三者」より入手したロイターが、中国の次期最高指導者・習近平(シー・ジンピン)の人となりに関する資料を報じている。主に中国人研究者、記者、ビジネスマン、政府高官家族・友人の談話から構成されている。

多くの記述がある中で目を引くのが、「毛沢東主義を受け継ぐ子孫こそ中国の合法的統治者と考えている」という部分。習近平の父・習仲勲(シー・ジョンシュン)は中華人民共和国建国の大立者。トウ小平の経済改革にも協力した。

外交公電は次のように伝えている。「接触により、習近平は自らが『権力を持つ資格』があると認識していることを発見した。彼のような子孫たちこそ父世代の革命の成果を受け継ぐべき『合法的な継承者』であり、『中国の統治者』になる資格があると考えている。また、習近平は中国の腐敗、さらには全面的な商業化が成金、汚職官僚、価値観と尊厳の欠如をいかに生み出してきたかをよく理解している。これに加えドラッグと売春などの『道徳的邪悪』が習近平が権力を掌握した後に粛正する病となるだろう。」(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携