2011年1月26日、業界関係者は、中国の銀行の一部が自主的に貸出金利を10〜45％引き上げたと述べた。中国各メディアが伝えた。

国有大型銀行の関係者によると、各銀行は新規貸出額の1月の割当分を既に全部消化済み。人民銀が定めた割当額を超えないため、各銀行とも本店の通達で貸出金利を引き上げた。

権威筋によると、1月24日現在、中国の商業銀行の1月の新規融資額は1兆2000万元に達した。

貸出の急速な伸びは、中国政府のインフレ防止策にとって脅威となっている。中国人民銀行は1月20日、銀行の預金準備率を0．5ポイント引き上げたが、これが人民銀行のインフレ防止の最新の措置。2010年は6回にわたり人民元預金準備率を引き上げた。

中国金融機関の2010年の新規貸出は7兆9500億元で、政府目標の7兆5000億元を上回った。（翻訳・編集/JX）