2011年1月18日、台湾の人気歌手アンジェラ・チャン（張韶涵）がトーク番組「沈春華Life Show」で、険悪な仲と伝えられる両親について語った。中時電子報が伝えた。

【その他の写真】

アンジェラ・チャンは09年9月、母親との金銭トラブルが報じられた。報道によると、彼女がデビューから約10年で貯えた1億台湾ドル(約2億9000万円)を母親が持ち逃げしたため、アンジェラ側が親への生活費援助を停止したところ、それを扶養義務放棄として逆に訴えられたというもの。また最近では、アンジェラの父親が役所に生活保護を申請して却下される姿が激写されている。

トーク番組「沈春華Life Show」の収録に登場したアンジェラは、両親との関係に話が及ぶと大粒の涙を流し、収録が中断されたほど。世間で“親を捨てた”と言われているが、実際には「両親に歩み寄り、話し合いを持ちかけたが拒否された」と事実を明かし、「私には何も話す言葉がない。でも最大の努力をしたの」と話した。

家族について、「私もずっと暖かい家庭を持ちたかった。うちの家はいろんな事情があるから何も語らないことを選んだけれど、それが自分の過ちだとは思わない」と話した。家族間の事情を世間にさらすことで、みんなが傷つくことを避けたいとの考えを示した。

また、ここ数年にわたる交際関係を認めている「Sky」という一般男性について、「実は女性ではないか？」との同性愛説も流れているが、これについては「ここではっきりさせたいけど、間違いなく男性よ。言葉は少ないけど、私を明るくさせてくれる人なの」と話し、将来の結婚の可能性も否定しなかった。（翻訳・編集/Mathilda）