<中国食品>メラミン汚染粉ミルク再び=問題製品再利用の不正案件40件を摘発―中国

Record China    2011年1月14日(金) 11時26分

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13日、中国を揺るがした2008年のメラミン汚染粉ミルク事件の問題製品が、複数の業者により再利用されていたことが明らかになった。写真は08年11月、メラミン汚染粉ミルクの廃棄処分。

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2011年1月13日、中国を揺るがした2008年のメラミン汚染粉ミルク事件の問題製品が、複数の業者により再利用されていたことが明らかになった。新華網が伝えた。

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昨年7月、青海省の企業が使用していた粉ミルク原料から基準値を超えたメラミンが検出された。国務院食品安全委員会は関連部局と協力し調査を進めてきたが、その結果、メラミン汚染粉ミルク製品を再利用していた40案件を摘発した。13日、国務院食品安全委員会弁公室が発表した。

調査により、96人の容疑者が逮捕されたほか、官僚や担当者など191人に問責、訓戒などの処分が科される見通し。国務院食品安全委員会弁公室担当者は「人民の健康に直接関わる食品安全はきわめて重要な問題だ」と強調。「今後、さらに違法行為の摘発を強化する」と宣言したほか、「各地方自治体及び監督部局の監督不足、収賄による不正な見逃しなどの責任を厳しく追及する」とコメントしている。(翻訳・編集/KT)

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