<朝鮮半島情勢>中国の説得で北朝鮮は米韓の罠に陥ることを免れた―英メディア

Record China    2011年1月1日(土) 11時37分

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12月31日、朝鮮半島情勢において北朝鮮が自制に転じ、韓国も6カ国協議に応じる姿勢を見せ始めたが、この緊張緩和は主に中国の北朝鮮説得によるものだと英経済誌が指摘した。写真は平壌。

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2010年12月31日、英フィナンシャル・タイムズは、朝鮮半島情勢において北朝鮮が自制に転じ、韓国も6カ国協議に応じる姿勢を見せ始めたが、この緊張緩和は主に中国の北朝鮮説得によるものだと指摘した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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記事は、中国が北朝鮮当局に、韓国が北朝鮮による攻撃をめぐり忍耐の極限に達していることをわからせたと分析。その後韓国は軍事演習と強硬な発言で北朝鮮を刺激したが、仮に北朝鮮がこれに反応していたら、北朝鮮は韓国と米国が張った罠にはまっていたと指摘した。北朝鮮がここ1週間、自制の態度をとっていたのとは対照的に、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は譲歩しない姿勢を改めて表明し、6カ国協議再開を示唆する声明も出していた。

記事はまた、1月に中国の胡錦濤国家主席が訪米を予定していることに触れ、胡錦濤訪米により中国の朝鮮半島問題に対する姿勢が変化する可能性があると指摘。中国は北朝鮮との同盟関係を維持しながら国際社会における大国としての新しい役割を担うため、慎重に対北朝鮮戦略を調整していくものとみられている。(翻訳・編集/津野尾)

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