2010年12月17日、華字紙・中文導報は、さらに高品質な暮らしを手に入れるため、家や車を買い替える在日中国人たちの姿を紹介した。

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来日20年近くになる張秀（ジャン・シウ）さんは10年前に最初の家を買った。当時、家を買う中国人は少なかったが、思い切って東京・板橋に3階建ての一戸建てを購入する。板橋にしたのは子どもの学校や夫妻の通勤を考えてのこと。自分の城はとても快適で、駅から5分という立地も便利だった。

10年経ち、子どもは大学生になった。張さんは広い応接間のある家に住み替えたいと考えるようになる。都内の物件は高いので千葉や埼玉で探した結果、千葉ニュータウンが気に入った。そこで今度は110平米ほどのマンションを購入する。書斎が2部屋あるので夫婦ともに忙しい時はそれぞれの書斎に籠ることもできる。長年の夢だったベランダでの家庭菜園も始めた。

李さんと方さんの夫婦は1993年からすでに車を7台買い替えている。マニアとも呼べるほどの車好きで専門雑誌に寄稿もするほど。2人とも大学で教鞭をとっている。「車に乗るようになり、自分も日本の“クルマ社会”の仲間入りをしたと嬉しかった」と話す。最初に買った車は中古車だったが、現在乗っているのはトヨタのハリアーだという。（翻訳・編集/NN）