英のオークション、清代花瓶に中国人が大挙して応札!流出美術品取り戻す愛国心から?―中国紙

Record China    2010年11月15日(月) 10時56分

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11日、英国のオークションに清朝・乾隆帝時代の磁器の花瓶が出品され、56億円を超える価格で落札された。高値での落札の背景には中国人の愛国主義があるという。写真は同時代の磁器。

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2010年11月11日、英国のオークションに清朝・乾隆帝時代(18世紀)の磁器の花瓶が出品され、56億円を超える価格で落札された。高値での落札された背景には中国人の愛国主義があるという。新京報の14日の報道。

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花瓶は英国のある民家で、亡くなった家族の遺品を整理しているときに見つかった。オークション関係者は80〜120万ポンドの価値があると推測したが、実際にオークションが始まるとわずか30分程度で4300万ポンドにはねあがり、中国美術品史上最高価格で落札された。手数料や税金を含めると落札者が支払う金額は5300万ポンドとも。この落札者は北京から来たと思われ、入札価格を100万ポンドずつ上乗せしていったという。

オークションの後半になると、参加者はほぼ全員が中国人だったと見られ、各紙とも中国本土から入札しに来たものと推測する記事を掲載している。中国の美術品はアヘン戦争前後に大量に英国など海外へ流出した歴史があり、今回の花瓶がこれほどの高値で落札された背景には、流出した美術品を取り戻そうとする中国人の「愛国主義」があるのではないかと見られている。(翻訳・編集/岡田)

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