中国の留学経験者の進路に変化=官僚になるケースが増加中―中国紙

Record China    2010年11月14日(日) 15時22分

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11日、上海僑報は記事「中国留学組に『官僚ブーム』=体制に適合し官僚の新概念を作り出す」を掲載した。かつては教育界、実業界に身を置くことが多かった留学組だが、官職につくケースが増えている。写真は2010年7月、重慶市永川区の幹部公開選抜試験。

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2010年11月11日、上海僑報は記事「中国留学組に『官僚ブーム』=体制に適合し官僚の新概念を作り出す」を掲載した。以下はその抄訳。

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近代以来、中国を支えてきた留学組。かつては科学技術、教育、実業の分野で国家に貢献しようという人が主流だったが、現在では官僚になりたいという人が増えているという。先日、安徽省は副庁級幹部選挙候補者27人を発表したが、新たに「安徽省戸籍を持つ留学組」も申請可能となった。こうした動きは安徽省単独のものではなく、広がりを見せている。

そうした動きを受け、留学組の官職就任に関する議論も再び熱を帯び始めている。将来、留学組官僚は中国政治にどのような新たな血液を送り込むのか期待される。一方で、中国共産党中央党校の王長江(ワン・チャンジアン)教授は、影響は相互に及ぶと指摘。中国政治が変わるだけではなく、留学組が現行の中国の体制に適応する努力も必要だとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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