中国は訴訟社会に突入した、「告訴」はまるで流行病―中国紙

Record China    2010年11月14日(日) 9時56分

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12日、中国・吉林省高級人民法院(高裁)の張文顕院長は「中国は訴訟社会に突入した」との見方を示した。写真は7月、陝西省西安市で開かれた雇用をめぐっての裁判。

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2010年11月12日、中国・吉林省高級人民法院(高裁)の張文顕(ジャン・ウェンシエン)院長は「中国は訴訟社会に突入した」との見方を示した。中国青年報が伝えた。

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上海で開かれた中国法学会審判理論研究会2010年例会の席で発表した。張院長は1984年の米国留学中に「米国:訴訟社会」という本を出版しているが、そのわずか20年後、中国も予想を遥かに上回る速さで米国のような訴訟社会に突入したと指摘した。

張院長によれば、毎年10%前後の人口が訴訟を起こしていれば、その社会は立派な「訴訟社会」といえるが、中国では2001年以降、毎年延べ約1億人が訴訟を起こしている。最高人民法院(最高裁)の統計によると、2009年に中国全土で受理された訴訟件数は1137万8875件だった。(翻訳・編集/NN)

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