<広州アジア大会>サッカー日中戦は厳戒態勢、警備員が日本人護送も―中国

Record China    2010年11月8日(月) 14時31分

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7日、英メディアは、中国・広東省で8日に開かれる広州アジア大会サッカー男子1次リーグの日本−中国戦では両国のサポーターが接触しないようあらかじめ離れた席を用意するなどの暴動防止対策がとられたと報じた。写真は試合が行われる広州天河体育センター。

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2010年11月7日、英BBC放送の中国語版ウェブサイトは、中国・広東省で8日に開かれる広州アジア大会サッカー男子1次リーグの日本−中国戦では両国のサポーターが接触しないようあらかじめ離れた席を用意するなどの暴動防止対策がとられたと報じた。

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在広州日本総領事館のウェブサイトによると、サポーター同士のトラブルを避けるため、カメラ、横断幕、液体の入った入れ物などの会場内への持ち込みが禁止された。総領事館はこのほか日本人サポーターに対し、中国選手やサポーターにヤジを飛ばしたり、非友好的な態度をとったりすることは「非常に危険」と警告した。

試合が行われる広州天河体育センター(5万人収容)では当日、日本人サポーターに警備員がつき、専用の入り口から観客席へと護送する。販売済みチケット約2万枚のうち、日本人が購入したのは約200枚。ほとんどが現地在住のビジネスマンや学生だという。

尖閣諸島沖で9月に起きた中国漁船の衝突事件をめぐる日中民間レベルの対立は、日ごとに激化しており、中国で先月開かれたU−19(19歳以下)アジア選手権では日本代表選手が中国人サポーターからヤジを飛ばされたほか、試合開催前の国歌斉唱の際には日の丸が奪われるという事件も起きている。

中国では、当時の小泉純一郎首相が靖国神社を参拝したことで反日感情が高まっていた2004年にも、アジアカップ決勝戦で中国人サポーターが国歌斉唱を妨害したり、日本の公使の車の窓ガラスを割ったりするなどの騒ぎが勃発したほか、2008年の東アジア選手権でも日本の国歌斉唱中にブーイングが鳴り響くという事態が起きている。(翻訳・編集/NN)

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