2010年9月7日、尖閣諸島海域で操業中の中国籍トロール漁船が海上保安庁の巡視船と衝突、その船長が公務執行妨害で拘束された。那覇地検は同月24日、この中国人船長を処分保留で釈放すると発表したが、中国外交部はさらなる謝罪と賠償を要求。レコードチャイナ編集部ではこの「中国漁船船長釈放問題」についてアンケートを実施した。

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以下5つの質問を投げかけ、9月27日〜10月14日の期間に4238人の回答を得た。集計結果は以下の通り。

■尖閣問題で日本政府が中国人船長を釈放したタイミングは？

早かった―48．2％

遅かった―4．6％

中途半端―41．3％

妥当―5．9％

■中国人船長の釈放後に中国政府が日本に謝罪を求めたのは適切だと思いますか？

適切―5．1％

不適切―94．9％

■日本政府の外交手段に問題があると思いますか？

思う―91．4％

思わない―8．6％

■日中関係悪化で一番懸念するのは？

日本製品の販売不振―2．7％

中国人観光客の減少―2．3％

日本経済のさらなる悪化―21．9％

日本の安全面への影響―73．1％

■今後の日中関係について

次第に回復する―19．1％

長期にわたり緊張する―80．9％

◆レコチャのアンケートとは：08年から実施。中国に関連した時事的なテーマについてインターネットのレコードチャイナのサイト上で投票を受け付けている。実施ペースおよび投票期間は不定。特定の回答者による不正回答を防ぎできるだけ公正な結果を導くため、有効回答は1人1回までに制限。10年10月現在、ハノイの日中首脳会談について投票を受け付け中。（Record China）