日中防衛相が会談、日本側に「適切な処理」を要望―ハノイ

Record China    2010年10月11日(月) 16時42分

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11日、中国メディアは、中国国防部の梁光烈部長がベトナムのハノイで北沢俊美防衛相と短い話し合いを行ったと伝えた。写真は4月、合同巡視活動を行うため東シナ海に向けて出航した中国最新鋭の巡視船「海巡31」「海巡21」と漁業監視船「漁政33201」。

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2010年10月11日、中国新聞社は、中国国防部の梁光烈(リアン・グアンリエ)部長が東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と日米中など8カ国によるASEAN拡大国防相会議が開かれているベトナムのハノイで、北沢俊美防衛相と短い話し合いを行ったと伝えた。

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記事によると、梁部長はまず、「昨今の中日関係は日本が釣魚島尖閣諸島の中国名)海域で不法に中国漁船と漁民を拿捕した事件により深刻なダメージを受けているが、我々はこうした状況を望まない」と発言。その後、「中国側はこれまでずっと中日関係の発展を重視し、対話を通じて相互理解を深め、協議を通じて互いの行き違いを是正し、両国関係の大局を守ろうとしてきた。日本側も敏感な問題を適切に処理し、中日関係を出来るだけ早く正常な軌道に乗せるよう努力してもらいたい」と述べた。

梁部長はまた、双方の相互信頼を引き続き強化し、両国の防衛交流の健全な発展を推進していきたいとする中国側の考えを示した。一方、北沢防衛相は「日中両国は良き隣国。双方が冷静になり、適切に問題を処理する必要がある。特に防衛分野における交流を深め、両国関係の発展を推進していきたい」などと話した。(翻訳・編集/NN)

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