中国、8%成長に拘らず!?新五か年計画、成長率目標を7%に下方修正か―中国メディア

Record China    2010年9月28日(火) 9時1分

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25日、間もなく公表される中国の「第12次五か年計画」における経済成長の目標値が8%から7%へ下方修正される可能性がある。写真は「和諧社会(調和のとれた社会)」をよびかけるスローガン。

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2010年9月25日、中国経済網によると、間もなく公表される中国の「第12次五か年計画」における経済成長の目標値が8%から7%へ下方修正される可能性がある。米シティ(CITI)グループが明かした。新たな計画ではより柔軟な成長をアピールし、具体的な経済成長の具体的数値を強調しない方向性も考えられる。

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1998年以来、中国政府はこれまで8%の経済成長を目標とし、十分な雇用確保のためにもこの目標を達成することが最優先の課題であるとしてきたが、高い経済成長率は環境問題、物価の高騰、バブル経済といった多くのマイナス面ももたらした。

報告書は、中国は新たな五か年計画において明確な経済成長の目標値は設定せず、指導目標のような位置づけにとどめる可能性もあるとしており、調和のとれた経済成長を重視した内容になる可能性が高いと指摘。また「新たな五か年計画では経済構造の調整や産業の最適化を重点的に推進する内容になるのではないか」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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