<尖閣問題>「また尖閣諸島に行って漁がしたい」、釈放の中国船長語る―中国

Record China    2010年9月25日(土) 14時0分

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25日、釈放され帰国した中国漁船の船長が中国メディアの取材に答え、「また尖閣諸島にいって漁がしたい」と語った。写真は釈放を伝える中国紙一面。

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2010年9月25日午前4時(日本時間同5時)ごろ、処分保留で釈放された中国漁船の●其雄(ジャン・チーシオン、●は「擔」のつくり)船長は中国政府のチャーター機で福建省福州市に到着、中国メディアの取材に答えた。中国広播網が伝えた。

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チャーター機から降りた船長はやや痩せているようにも見えたが、顔には笑みを浮かべていた。しかしわずかながらも疲れが見えた。空港で待っていた家族や親戚と抱き合い、喜びを祝った。

「息子よ、もっと喜びなさい。お父さんは帰ってきたぞ。」そう言って抱き合う家族。この光景を写真に収めようと絶え間なくフラッシュが炊かれた。「お疲れでしょう?」との記者の問いかけには「疲れました。しかし帰ってきたら疲れも吹っ飛びましたよ」と返答。「お気持ちはいかがですか?」との質問には「まあまあです」と答え、「釣魚島(日本名・尖閣諸島)は中国のものです。漁をすることは合法です。国家に、共産党に、全国民に感謝します。みなさんのご配慮に感謝します」と続けた。

また、勾留期間中、日本側は日本領海に侵入したことを認めるよう繰り返し求めてきたが、断固として拒否を続けたと話した。帰宅後にまずしたいことは何かとの問いには「漁に出たい」と答え、「また釣魚島に行って漁がしたい」と続けた。(翻訳・編集/KT)

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