夏休み明けに中絶する少女が激増、目立つ14歳〜17歳―北京市

Record China    2010年9月21日(火) 11時53分

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19日、新学期が始まった中国・北京で、人工中絶を行う10代少女が増えている。写真は南京の薬局前に貼られた避妊薬の広告。

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2010年9月19日、新学期が始まった中国・北京で、人工中絶を行う10代少女が増えている。北京晨報が伝えた。

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記事によると、彼女たちの多くは住宅街にひっそりとたたずむ民営病院に足を運ぶ。普通の病院に行って知り合いに会うのはまずいからだ。付き添いも伴わず1人で来院するケースがほとんどで、「薬で中絶できますか?」という質問以外は口を開かない。問診票に記載する年齢は自己申告のため、正確な統計はとれないが、最近は特に14歳〜17歳の少女の割合が増えているという。

北京市東郊にある民営病院の職員は「夏休みが明けてから中絶をしに来る少女が増えた」と話す。どう見ても18歳以下の少女が多いが、問診票に実年齢が書かれることはない。少女たちは1人で来院し、麻酔から覚めると足早に病院を去っていく。経過を見るための検査が必要だが、彼女たちが再び病院を訪れることはない。

中国でも「性の低年齢化」が進んでおり、10代の妊娠・中絶が激増している。青少年の性の問題に取り組む中国人口宣伝教育センター「青リンゴの家」の張暁紀(ジャン・シャオジー)主任は「学生だけでなく、10代の出稼ぎ少女の中絶も増えている」と話す。少女たちの性交経験率は名門と呼ばれる学校に通う層ほど低く、学校のレベルが下がるにつれ高くなっていく傾向にあるという。(翻訳・編集/NN)

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