2010年8月28日、武術の一大祭典「第1回世界格闘技大会」（世界武博運動会、SportAccord Combat Games 2010）が北京市でスタートし、開幕式にジャッキー・チェン、ジェット・リーが出席した。新浪網が伝えた。

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「第1回世界格闘技大会」（世界武博運動会、SportAccord Combat Games 2010）は、カンフーや合気道、柔道など格闘技競技を争う国際大会。今月28日から来月4日まで北京市で開催され、世界106の国・地域から1025名の選手が参加する。

開幕式では、テーマソング「天行健」を歌うジャッキー・チェンと、大会イメージキャラクターを務めるジェット・リーの2大カンフースターが登場。ジャッキーはステージで華麗なカンフー技を披露し、会場を大いに盛り上げていた。

今月23日にフィリピンの首都マニラで発生し、香港人乗客8人が犠牲になったバスジャック事件について、自身のツイッターで「香港は多民族の住む街。心配しないで、僕らは恨まないから」とつぶやき、対応の失敗を指摘される現地警察の味方をするような言葉が香港市民の激怒を買ってしまったジャッキー。“失言”から初めて公の前に姿を見せたジャッキーだが、この騒動には一切言及せず。ただ、愛するカンフーについて「各流派を統合した拳法を立ち上げれば、オリンピック種目に入れるはず」と、今後への期待だけを語っていた。（翻訳・編集/Mathilda）