<上海万博>「上海経済五輪」と勘違い!?国際的関心を得られず失望する中国政府―米メディア

Record China    2010年8月23日(月) 20時50分

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17日、中国が国の威信をかけて開催した上海万博。開催期間が半分過ぎた現在も国際的関心は低く、「中国政府はがっかりしている」との海外報道も。写真は上海万博中国館を見学する香港・マカオの学生。

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2010年8月17日、米メディアのイエール・グローバル・オンラインは「中国、万博は五輪ではないと気づく」と題した記事を掲載。北京五輪とは違い、上海万博が世界的関心を得られずにいると報じた。21日付で環球時報が伝えた。以下はその概要。

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中国が北京五輪の次に国家の威信をかけて開催にこぎつけた上海万博も開催期間の半分を過ぎた。現地上海では上海万博開催ムード一色。万博会場も目を見張るほどの素晴らしさだが、中国政府は失望しているはずだ。なぜなら上海万博は北京五輪と違い国際的関心をまったく得られていないからだ。中国政府は上海万博を「第二の五輪」「経済五輪」と位置づけ、北京五輪並みに世界の注目を浴びるものだと信じていた。

しかしながら万博開催の主な目的は、自国民へ向けての国力アピールだ。日常生活をかき乱される開催地の上海市民はともかく、万博会場を訪れた地方からの入場者は経済的発展を遂げた上海市に畏敬の念を覚えるだろう。

地球的規模で考えると、グローバル化の進むこの時代に国際博覧会を開催する意義があるのか大きな疑問だ。しかし、これだけ万博に力を注いだ中国が成功しなかったら、今後どの国でも成功しないに違いない。(翻訳・編集/本郷)

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