再編・改革で国営企業がますます強大に!国有資本の集中進む―中国

Record China    2010年8月15日(日) 18時3分

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12日、統計によると、中国中央企業(中国国有資産監督管理委員会直属の国営企業)の数は03年末の189社から125社にまで減少、国有資本額は合計約27兆円で、資本集中が進んでいることがわかった。写真は重慶市で開かれた国有企業フォーラム。

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2010年8月12日、中国国有資産監督管理委員会は「中央企業の財産状況最新統計」を発表し、中央企業(中国国有資産監督管理委員会直属の国営企業)の再編・改革の進展状況を明らかにした。それによると、6月30日現在で、中央企業は03年末の189社から125社にまで減少し、国有資本額は合計で2兆133億9400万元(約26兆8900億円)に達していることが分かった。13日付で証券日報が伝えた。

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統計によると、中央企業およびその傘下企業で「公司(会社)」の形態をとっているのは69.43%(※)。国有資本100億元(約1260億円)以上を有する中央企業は、03年の13.27%から24%に増加しており、国有資本が国際競争力を持つ大型国有企業に集中していることがうかがえる。

中央企業125社全体の国有資本額は、08年比10.71%増の1947億5300万元(約2兆133億9400万元)、1社当たりの平均国有資本額は同31.8%増の161億700万元(約2037億円)だった。また、03年には6社だけだった米経済誌フォーチュン選出の「フォーチュン・グローバル500」ランクイン企業が、09年には30社にまで増加、中央企業の実力が絶えず増強されていることが読み取れる。(翻訳・編集/HA)

※中国企業は公司(会社)以外に、個人出資企業、自営企業などの分類もある。

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