在日中国人急増の勢いがストップ、制度改正に伴う研修生の激減で―華字紙

Record China    2010年7月29日(木) 12時57分

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28日、00年以降平均10%近いスピードで増加を続けてきた在日中国人の数が、研修生の激減により鈍化傾向にあると華字紙が報じた。写真は東京。

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2010年7月28日、華字紙・中文導報は、00年以降平均10%近いスピードで増加を続けてきた在日中国人の数が、研修生の激減により鈍化傾向にあると報じた。

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記事によると、09年の在日中国人数は68万518人で、前年比3.8%(2万5141人)増にとどまった。在日中国人数は00年以降、急速な勢いで増加を続けており、09年までの増加幅は平均9.2%だった。増加ペース鈍化の大きな原因は研修生が激減したこと。09年は5万437人で前年比23%(1万5279人)も減少した。

劣悪な労働条件が問題視されていた外国人研修・技能実習制度は、7月1日より一部改正。研修生は入国1年目から労働基準法や最低賃金法などが適用されるようになった。いよぎん地域経済研究センターが発表した愛媛県内の研修生受け入れ対象企業のアンケート結果によると、受け入れを「中止」または「減らす」と答えた企業は34.2%にも上った。

こうしたことから、研修生の減少は今後も続くと見られており、在日中国人全体の激増傾向にもストップがかかる見通しだ。(翻訳・編集/NN)

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