芸能界の大御所も購入!プライベートジェット所有数、10年以内に米国超える―中国

Record China    2010年7月23日(金) 11時7分

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20日、アジア最大のプライベートジェットサービス「アジアジェット」のウォルシュCEOは、中国は今後10年以内に米国を超えて世界最大のプライベートジェット機所有国になると語った。写真は10年2月、個人所有のヘリで旧正月の帰省をする福建省出身の実業家。

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2010年7月20日、東方網によると、アジア最大のプライベートジェットサービス「アジアジェット」のマイケル・ウォルシュCEO(最高経営責任者)は「中国は今後10年以内に米国を超えて世界最大のプライベートジェット機所有国になる」と語った。

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中国におけるプライベートジェット機市場について、ウォルシュCEOは「2年前にはプライベートジェット機の市場すら存在しなかったが、今後10年間は毎年20〜25%以上の成長が見込め、10年以内に米国を超えて世界最大のプライベート機所有国となる」と予想する。

中国市場では現在、プライベートジェット機が政府・企業などだけでなく個人のビジネス用交通手段としても注目を集めている。個人によるプライベートジェット機の購入は「富豪の贅沢品」として見られることも多いが、実際には軍の航空管制などの制約を受け、自由に飛行を認められるケースは少ない。中国の大御所コメディアン・趙本山(ジャオ・ベンシャン)氏も今年3月、2億元(約26億円)を投じて17人乗りのプライベートジェット機を購入した。趙氏の購入目的も、各地区での公演・撮影などのための移動用交通手段としてだという。

09年末現在で、世界には約2万7000機のプライベートジェット機が存在するが、そのうち中国には米国の500分の1に当たる60数機しかない。しかし、業界関係者は、経済発展に伴う富豪の増加、航空管制制度の制限緩和への期待などの理由から、「今後10年間、中国は世界で最も旺盛な市場発展が見込め、少なくとも年1200機、年あたり600億元(約7800億円)以上の売上規模が見込める」と予測している。(翻訳・編集/HA)

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