2010年7月11日（現地時間）、サッカー南アフリカW杯決勝戦が開催された。両者無得点のまま延長戦にまでもつれこむ緊迫した試合となったが、スペインが1対0でオランダを下し優勝した。

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スペインとオランダ、いずれも強豪国ながらまだ優勝経験のない「無冠の帝王」同士の対戦となった。スペインの強烈な攻撃をオランダがファールで止める展開が続き、イエローカード14枚（うちオランダが9枚）、レッドカード1枚が飛び交った。無得点のまま延長戦に入りPK戦まで見えた延長後半11分、スペインのイニエスタが値千金のゴール。1対0でオランダを下し、W杯史上8か国目となる優勝国の座をつかんだ。

ある意味、試合と同等かそれ以上の注目を集めたのが、ドイツ・オーバーハウゼン水族館の「予言者」、タコのパウル君。スペイン勝利も見事に的中、なんと予想した8試合すべての勝敗を完璧に当てた。騰訊網は記事「8戦8中！神となったタコにより南アフリカW杯は伝説になった」を掲載、パウル君の偉業をたたえた。記事によると、「予言」を知ったオランダサポーターは、慌てて対抗するタコを用意、オランダの勝利を祈願したというが、パウル君の神通力にはかなわなかったようだ。（翻訳・編集/KT）