2010年7月7日付の東方早報によれば、米アップル社の直営店「アップルストア」が今月10日に上海市の陸家嘴地区にオープンする。アップルストアは08年に北京へ初出店しているが、上海では初。今後は各大都市で出店を進めていく方針だ。

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調べによれば、アップル社は上海で合計3店舗を出店計画中。これにより、上海はアジア太平洋地区で最もアップルストアの出店数が多い都市になるが、ある業界関係者は「アップル社は中国での直営店出店数をルイ・ヴィトン並の規模にするつもりかもしれない」と話している。陸家嘴貿易区管理委によると、同社は今年3月、中国国内に関連企業・蘋果上海貿易有限公司を設立し、今後は南部を中心に各都市への出店を進めていく。大都市では1都市あたり2〜3店舗の計画とも。

中国でも人気の高い「iPhone」だが、同製品は中国聯合通信（チャイナ・ユニコム）が販売していることから、アップルストアで販売される商品はアップル社のパーソナルコンピュータ「マッキントッシュ」とデジタルオーディオプレーヤー「iPod」が中心となると予想されている。（翻訳・編集/岡田）