流動人口の長期定住傾向が明らかに、北京・上海・深セン・太原・成都が5大目的地―中国

Record China    2010年7月1日(木) 14時35分

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6月26日、中国国家人口計画生育委員会は09年の調査結果として「中国流動人口発展報告2010」を発表した。報告によると現在、中国国内の流動人口は2億1100万人だが、彼らが移動先に居住する期間は徐々に長くなってきていることが分かった。写真は山西省太原市の出稼ぎ労働者。

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2010年6月26日、中国国家人口計画生育委員会は09年の調査結果として「中国流動人口発展報告2010」を発表した。報告によると現在、中国国内の流動人口は2億1100万人だが、彼らが移動先に居住する期間は徐々に長くなってきていることが分かった。新華社の報道。

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流動人口のうち半数は移動先に4年以上、19%は10年以上居住する。彼らの平均年齢は27.3歳、20歳から44歳が全体の3分の2を占める。

都市別流動人口の出身地は以下の通り。北京市在住の流動人口のうち、50.9%が河北省・河南省・山東省から、上海市在住の流動人口のうち、52%が安徽省・江蘇省から、広東省深セン市在住の流動人口のうち、33.8%が同省内から、14.8%が湖南省から来ている。

流動人口のうち78.7%が農村戸籍を持っている。

中国国家人口計画生育委員会による09年7月の調査では、流動人口の主な移動先は環渤海地区・長江デルタ地区・珠江デルタ地区などを含む東部・中部・西部と広範囲にわたる。都市別では北京市・上海市・広東省深セン市・山西省太原市・四川省成都市が5大都市となる。(翻訳・編集/愛玉)

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