<W杯>日韓の勝利を喜ばない隣国、アジアは地域意識を持っていない―米紙

Record China    2010年6月26日(土) 12時15分

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25日、米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは「なぜアジア人はアジアのチームの勝利を喜んでいないのか」との問題を取り上げている。写真は25日の東京。日本の決勝トーナメント進出を伝える新聞が並んだ販売ラック。

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2010年6月、サッカー南アフリカW杯で、日本と韓国はそろってグループリーグを突破。アジアのチームとしては出色の快進撃を続けている。世界のメディアは高い評価を与えているが、25日付米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは「なぜアジア人はアジアのチームの勝利を喜んでいないのか」との問題を取り上げている。中国新聞社が伝えた。

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初戦でカメルーンを破った日本。実は試合会場にいたアジア人のほとんどはカメルーンを応援していた。アフリカの団結と比べ、アジアにはまったく団結がないことが見て取れる。シンガポールの歴史学者であるプラセンジット・ドゥアラ教授は驚くことではないと指摘、「アジアの共通性という認識は存在しない」と指摘した。

1904年の日露戦争では、日本をヨーロッパと戦うアジアの代表と見た中国は支持していた。しかしそれから100年、全ては大きく変わってしまったとブリティッシュコロンビア大学のティム・ブルック教授は指摘する。もはやアジア諸国に地域への帰属意識はなく、日本はいまだに中国、韓国など東アジア諸国の反日感情に悩み続けている。希薄な地域意識と裏腹に強固なのが民族意識。北朝鮮と韓国は因縁浅からぬ間柄でありながら、同じ民族として互いのチームに注目し、成功を喜んでいる。(翻訳・編集/KT)

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