<W杯>かつらも芝生も中国製、代表チームは大会に無縁も中国企業は大活躍―韓国紙

Record China    2010年6月18日(金) 13時38分

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17日、韓国紙・中央日報は、中国代表チームは本大会とは無縁だったが、中国企業はW杯関連のビジネスチャンスを大いに活かしていると紹介した。資料写真。

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2010年6月17日、韓国紙・中央日報は、中国代表チームは本大会とは無縁だったが、中国企業はW杯関連のビジネスチャンスを大いに活かしていると紹介した。環球網が伝えた。

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南アフリカワールドカップのスタジアム関連設備は中国企業の独占と言っても過言ではない。W杯開幕戦、開催国・南アフリカ対メキシコ戦が行われたヨハネスブルグのサッカーシティスタジアムの青々とした芝生は、中国の有名なエアコンメーカー・格力電器が厳格な空調・温度管理を担当し、実現させた。現在南半球は冬季にあたるため、10度以上の温度差を克服しなければならなかったという。同社の関係者は「W杯の業務を獲得したおかげでエアコン・空調関連設備の売上高が2億元(約27億円)増加した。W杯終了後もこの勢いを維持したい」と胸を張る。

また、12日に韓国対ギリシャ戦が行われたネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムの4万席におよぶ観客席は、浙江省余姚市の大豊実業の製造だ。

サポーター用の応援グッズにも中国製品が溢れている。各国のネーム入りマフラーは浙江省杭州市の中小企業が製造したもので、すでに60万本を出荷した。カラーかつらは浙江省義烏市の中小企業が今年だけですでに50万個も輸出し、大部分が南アフリカに流入している。

世界中のバイヤーが集まり、中国3大問屋街の1つと言われる浙江省義烏市の中国小商品城集団の関係者は、「義烏地区の企業6万社のほとんどが南アフリカW杯によって直接・間接的な利益を上げている」とし、中国・アフリカ民間商会の関係者も「同大会はメイド・イン・チャイナが南アフリカ市場を拡大する絶好のチャンスだ」と語る。

W杯終了後もアフリカ市場での更なる業績拡大を目指し、中国企業はヨハネスブルグで12月に開催される見本市に大挙して参加する予定だという。(翻訳・編集/HA)

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