株式上場バブルが崩壊?新規銘柄の3割弱が発行価格を割り込む―中国

Record China    2010年5月12日(水) 23時6分

拡大

12日、東方早報は記事「今年新規上場の130銘柄、3割近くが発行価格を割り込む」を掲載した。11日、金融引き締め政策への警戒感が広がり、上海総合指数は年初来安値を更新した。写真は5月11日、大連市の証券会社店頭。

(1 / 4 枚)

2010年5月12日、東方早報は記事「今年新規上場の130銘柄、3割近くが発行価格を割り込む」を掲載した。

その他の写真

11日、上海総合指数は年初来安値を記録した。同日、中国国家統計局は4月の消費者物価指数(CPI)を前年同月比2.8%上昇と発表。政府目標の3%に近づいたことで金融引き締めへの警戒感が強まったためと見られる。

11日、嘉欣シルクは中小企業ボード上場初日にして発行価格を下回った。先日、1株148元(約2010円)という史上最高の発行価格で中小企業ボードに上場、創業者の李[金里](リー・リー)・李坦(リー・タン)夫妻が中国一の大富豪となった深セン市海普瑞薬業株式有限公司も10%近く下げ、1株144元(約1950円)と発行価格を下回った。機関投資家には「もう発行価格まで戻すことは永遠にない」との悲観的な予測も広がっている。

NBAのスタープレイヤー・姚明ヤオ・ミン)選手が大株主として名を連ねたことで話題となった北京合衆思壮科技株式有限公司は株価下落の先頭を切っている。11日の終値は4月上旬の最高値と比べ半値以下となった。A株市場も厳しい状況が続いており、今年上場した130銘柄のうち3割近くが発行価格を割り込んでいる。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携