消失の危機に瀕する100景勝地、中国からは北京と長江がランクイン―米メディア

Record China    2010年4月16日(金) 16時26分

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15日、米誌・ニューズウィークがこのほど、消失する危険性の高い世界の100の景勝地を発表した。世界各地から集計した100か所中、アジアがもっとも多く、全体の4分の1を占めている。写真は北京の故宮。

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2010年4月15日、中国紙・新快報によると、米誌・ニューズウィーク最新刊がこのほど「消失する前に覚えておきたい100の景勝地」を発表した。世界各地から集計した100か所中、アジアが最も多く、全体の4分の1を占めている。また、各国の大都市も20か所がランクインした。

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記事によれば、消失の危機に瀕する100大景勝地の内訳は、アジアが25か所、南北アメリカが22か所、ヨーロッパが17か所、アフリカが16か所、オセアニアと南極が11か所、北極が9か所。最も多いアジアからは、インド洋に浮かぶモルディブの海岸、バングラデシュ・ガンジス川流域のデルタ地帯、タイの首都・バンコク、ロシアのバイカル湖、インドのグジャラート州などがランクインした。世界各地からは豪・グレートバリアリーフ、アルプス山脈、エーゲ海、アラスカなど。いずれも気候温暖化による海面上昇の影響が原因となっている。

中国からは首都・北京市と長江がランクイン。北京は砂漠化が進んでいるとされ、長江は水源とされるチベット高原の氷河が激減していることから、水量が大幅に減少する可能性が高いとしてランクされた。しかし、これに対して中国の気象専門家は、「科学的根拠に欠ける」とコメントしている。なお、日本の東京も気候変動によるヒートアイランド現象を理由に消失する可能性が高いとしてランクされている。(翻訳・編集/岡田)

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