今後10年で中国の黄金需要は倍増=宝飾品、投資ともに急速な伸び―報告書

Record China    2010年4月2日(金) 17時53分

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3月29日、世界の主要金鉱山会社によって構成される非営利団体・ワールドゴールドカウンシル(WGC)はこのほど、初となる中国黄金史上の報告書を発表した。今後10年で黄金需要は倍増すると予測している。写真は天津市の宝飾品販売店。

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2010年3月29日、ロイター通信によると、世界の主要金鉱山会社によって構成される非営利団体・ワールドゴールドカウンシル(WGC)はこのほど、初となる中国黄金史上の報告書を発表した。今後10年で黄金需要は倍増すると予測している。

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2009年、中国の黄金需要は423t。うち314tが中国国内で生産されたものだった。報告書は「中国は2007年に世界最大の黄金生産国となった。しかし国内需要を満足させることができないばかりか、供給不足はさらに拡大している」と指摘している。

現在、中国の1人当たり黄金・宝飾品消費量はわずか0.26g。インドやサウジアラビアの水準にまで上昇した場合、消費量は最低でも100t。多ければ4000tも上昇することになる。

また、中国人民銀行旗下の為替管理局も黄金備蓄に積極的だ。昨年、備蓄量が1054tに達したと発表。2003年の454tから大きく増加している。宝飾品需要、投資需要双方の上昇を受け、中国の黄金需要は世界の11%を占めるに至った。(翻訳・編集/KT)

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