<中印>高速鉄道計画を発表したインド、中国の先進技術に熱い視線―中国メディア

Record China    2010年3月29日(月) 11時3分

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27日、インド当局が高速鉄道計画で中国の協力を得たい考えを示したが、まずはインド側の中国企業に対する「懸念」と「警戒心」を解く必要があると中国メディアが報じた。写真はインド・ニューデリー。

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2010年3月27日、中国の国営ラジオ局・中国国際ラジオのニュースサイト「国際在線」は、インド当局が高速鉄道計画で中国の協力を得たい考えを示したが、まずはインド側の中国企業に対する「懸念」と「警戒心」を解く必要があると報じた。

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記事によれば、両国の鉄道の歴史を振り返ると、当初はインドが中国を大幅にリードしていた。インドは47年の独立直後、総延長5万3590キロの鉄道網を持ち、アジア一の座を誇っていた。80年代初めまでインドのはるか後ろを追っていた中国だったが、その後の改革開放政策で一気に拡大。96年にはついにインドを追い抜くまでに。01年には電化路線の長さでもインドを超えた。いまやインドは中国の後塵を拝しており、高速鉄道もいまだに計画の域を脱していない。両国の立場はすっかり逆転し、今はインドが中国の高速鉄道技術に熱い視線を注いでいる。

インドではマスコミが「迅速な行動」を促すと同時に、国益を損なわない程度に中国と協力して高速鉄道建設を進めるよう呼び掛けている。記事は、「インドはいかなる分野でも中国と自国を比べたがる国」とした上で、急成長を遂げた中国の鉄道網もインドの良い見本となっていると指摘した。(翻訳・編集/NN)

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