汚職官僚ら3300人を摘発の重慶市党書記を讃える歌、ネットで話題に―中国

Record China    2010年3月4日(木) 14時55分

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2010年3月2日、シンガポール華字紙・聯合早報は、ある失業者がネットで公開した薄熙来共産党重慶市委書記を讃える歌が話題となっていることを報じた。写真は薄・市委書記。

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2010年3月2日、シンガポール華字紙・聯合早報は、ある失業者がネットで公開した薄熙来(ボー・シーライ)共産党重慶市委書記を讃える歌が話題となっていることを報じた。中国の動画共有サイトやYoutubeなどにアップされ、アクセスを集めている。

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2007年12月に重慶市トップの座についた薄・市委書記は、「打黒行動」(汚職官僚及びマフィアの摘発キャンペーン)を展開。今年2月の終了までに3348人を摘発する成果を挙げた。汚職の蔓延に不満を感じていた市民は喝采を送り、「打黒行動」は流行語となった。

こうした中、登場したのが「薄熙来之歌」。「あなたの視線は剣のよう、冷たい光を放っている。邪悪に対して決して手を緩めることなく、腐敗と闇とを貫き倒す」と始まり、薄・市委書記を「平和な時代の英雄」と讃えている。歌っているのは李●(リー・レイ、●は森の木を石に変えたもの)さん。国有オートバイ工場で働く労働者だったが3年前にリストラされた。李さんは「国民のためにいいことをしたのだから、褒めるのは当然。わたしは失業後、露店で服を売る仕事もやりましたが、マフィアに所場代を要求され品物を奪われたこともあります」と、公開の動機を語っている。

「薄熙来之歌」に対するネットユーザーの評価はさまざま。薄・市委書記と歌とを評価する声もある一方で、動画の最後に自分を売り込む広告が掲載されていることからたんなる話題作りだとの批判や個人崇拝だとの指摘。さらには「褒め殺し」を狙った陰謀だとの意見もある。

もともと薄・市委書記の「打黒行動」は、胡・温体制(胡錦濤国家主席、温家宝首相)後を狙った政治的活動と分析する向きもある。ちょっとコミカルな李さんの音痴な歌の背景を深読みしたくなるのも無理からぬところだろう。(翻訳・編集/KT)

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