トヨタ社長、“EUに先立ち”中国で謝罪会見へ=中国市場重視の表れか―台湾メディア

Record China    2010年3月1日(月) 12時26分

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1日、トヨタ自動車の豊田章男社長は同日、北京で記者会見を行い、一連のリコール問題について謝罪を行う。写真はトヨタ車。中国で撮影。

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2010年3月1日、トヨタ自動車の豊田章男社長は同日、北京で記者会見を行い、一連のリコール問題について謝罪を行う。台湾・中央通訊社の28日付の報道。

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豊田社長は米議会公聴会出席のために訪れていた米国を先月27日に離れ、帰国。ほぼその足で北京へ向かい、中国の消費者へ向けて公の場で謝罪を行う方針。会見は市内のホテルで1日午後6時から行われる。同社はその目的を「情報公開することで中国の消費者の信頼を取り戻したい」としているが、中国政府関係者との会談予定などその他の日程については明らかにしていない。

新車販売市場としては世界最大級であり、またトヨタにとっては唯一の黒字成長を保持する唯一の外国市場である中国。しかし同社は昨年8月、その中国市場で国内過去最大のリコールを実施している。対象となったのは中国合弁企業・広汽トヨタと天津一汽トヨタが生産した「カムリ」など4車種68万台。さらに、今年1月下旬には天津一汽トヨタ生産の多目的スポーツ車「RAV4」約7万5000台のリコール実施も発表した。今回の豊田社長の訪中は、巨大市場重視の表れと多くの中国メディアはみている。先に270万台の回収騒ぎを起こしているEU圏に先駆けて中国で会見を行うことから、現地での注目度も非常に高いものとなっている。(翻訳・編集/愛玉)

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