芸術区を暴徒が襲撃、日本人含む数人が負傷=芸術家らは市中心で抗議デモ―北京市

Record China    2010年2月23日(火) 10時15分

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22日、北京市を東西に貫く長安街で芸術家によるデモ行進が行われた。長安街でのデモは1989年の天安門事件以来だという。デモの発端は暴徒200人が芸術家を襲撃したこと。負傷者には日本人芸術家1人も含まれている。写真は長安街。

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2010年2月22日、北京市を東西に貫く長安街で芸術家によるデモ行進が行われた。長安街でのデモは1989年の天安門事件以来だという。ドイツラジオ局・ボイスオブドイツ中国語サイトが伝えた。

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デモの発端となったのは北京市郊外の創意正陽芸術区で起きた暴行事件。同芸術区は昨年末より立ち退きを迫られており、拒否する芸術家たちと現地政府との間で緊張が高まっていた。これまでも当局は水道や電気を断つなどの強硬手段に出たこともあったという。22日未明、マスクで顔を隠した暴徒約200人が棍棒を持って襲撃し、夜間の警戒にあたっていた芸術家数人に暴行を加えた。負傷者には日本人芸術家1人が含まれている。

これを受け、22日午後に芸術家たちは長安街でのデモを敢行。「市民の権利」「暴行犯を処罰を、マフィア取り締まりを」などと書かれた横断幕を手に行進した。抗議デモは500メートルほど行進した時点で警察に制止され、解散させられた。(翻訳・編集/KT)

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