<冬季五輪>メダル獲得数に8つの要素を加味し真の実力を算出!1位イタリア、中国は5位―米紙

Record China    2010年2月23日(火) 11時29分

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22日、米紙がこのほど、バンクーバー冬季五輪のメダル獲得数に人口など8つの要素を加味した「国家スポーツ実力ランキング」を発表。1位はイタリアで、中国は5位だった。写真はショートトラック女子500メートルで五輪連覇を果たした中国の王濛選手。

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2010年2月22日、米紙ウォールストリート・ジャーナルはこのほど、バンクーバー冬季五輪に関連した「各国の真のスポーツの実力」について、メダル獲得数以外に人口など8つの要素を考慮したランキングを発表した。それによると、1位はイタリアで、中国は5位、米国は8位となっている。環球網が伝えた。

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同紙がランキングを算出する際に考慮した8つの要素は「人口」「国民1人当たりのGDP値」「乳児の死亡率」「国民1人当たりの月間ベースに換算した自動車購入率」「国民1人当たりの1日のタンパク質摂取量」「喫煙率」「国民1人当たりの年間飲酒量」「平均気温」。

同紙は今大会のメダル獲得数が現段階で10位以内に入っているノルウェーを例に挙げ、次のように説明する。同国はメダル獲得数10位以内の国家のなかでは人口が最も少ない。中国に比べると約288分の1の規模しかなく、それだけ優秀なスポーツ選手が生まれる可能性が少ない。こうしたハンディキャップを背負いながら今回のようなすばらしい成績を上げていることは、真のスポーツの実力を判定する際にプラス点として考慮すべきである。

また、冬季五輪の場合、特に各国の平均気温が成績に影響する割合が大きいという。米国とイタリアは参加国のうちで2番目に平均気温が高いためプラス点として考慮し、さらにイタリアは国民1人当たりのGDPが参加国の中で下から3番目のため、より多くのプラス点が与えられた。米国については、メダル獲得数は2位になる可能性があるが、GDP値が高く、喫煙率が低いため、ランキングは8位と認定している。

同紙が選出したベスト10のランキングは以下の通り(数値は順に人口、1人当たりGDP、平均気温)。

1位―イタリア(5813万人、3万210ドル、14.2℃)

2位―オーストリア(821万人、3万9353ドル、9.1℃)

3位―ノルウェー(466万人、5万9328ドル、5.9℃)

4位―スイス(760万人、4万1568ドル、9.7℃)

5位―中国(13億4000万人、6549ドル、13.1℃)

6位―韓国(4851万人、2万7686ドル、13.1℃)

7位―カナダ(3350万人、3万8433ドル、6.6℃)

8位―米国(3億720万人、4万6385ドル、14.8℃)

9位―フランス(6406万人、3万2986ドル、11.8℃)

10位―ドイツ(8233万人、3万4155ドル、10.3℃)

(翻訳・編集/HA)

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