ジェイ・チョウの新ドラマ「熊猫人」、惨敗状態の海外版に“返品”騒ぎも―台湾

Record China    2010年2月23日(火) 15時30分

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2010年2月21日、ジェイ・チョウのプロデュースドラマ「熊猫人」で、すでに放送中の海外版に“返品”騒ぎが起こっている。写真は今年1月の「熊猫人」プレミア上映会。

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2010年2月21日、人気アーティストのジェイ・チョウ(周杰倫)プロデュースドラマ「熊猫人」で、すでに放送中の海外版に“返品”騒ぎが起こっている。聯合報が伝えた。

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ジェイがプロデュース&出演のドラマ「熊猫人」は、中国が先手を切って放送スタートしたものの、各局の視聴率はさんざんな結果に。「熊猫人」には台湾版と中国で検閲を経た海外版の2バージョンが存在するが、中国での敗戦ぶりを見た東南アジアや香港のテレビ局では、先に購入した海外版をキャンセルし、台湾版への交換を求めているという。

中国の大手各局で放送中の「熊猫人」だが、上海衛星テレビではすでに惨敗状態。さらに江蘇衛星テレビでは急きょ6話を削除して放送期間を短縮し、今後放送予定の深セン衛星テレビでは、もともと決まっていたゴールデンタイムから急きょ、放映時間を変更する措置を取っている。

これに対し、中国に遅れて華視(CTS)で放送スタートした台湾では、絶好調とはいかないものの視聴者の反応は中国と大違い。華視によると、台湾版はジェイみずから編集したものだが、海外版は中国の検閲の関係で大幅に削除されたもの。台湾版とは似ても似つかない作品に変わってしまったという。(翻訳・編集/Mathilda

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