新たなブームになるか?旧正月を日本で過ごす中国人観光客=日本旅行がより多彩に―日本

Record China    2010年2月22日(月) 3時47分

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20日、新華網によると、北京市、上海市、広東省など中国の9省・市からの2000人以上からなる大旅行団の全日程が終了し、旅行客らは帰国の途についた。写真は日本人形を鑑賞する中国人。

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2010年2月20日、新華網によると、北京市、上海市、広東省など中国の9省・市からの2000人以上からなる大旅行団の全日程が終了し、旅行客らは帰国の途についた。中国の旅行業界による初めての「旧正月を日本で過ごそう」という企画が実現したもの。

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今回の旅行日程は、「深く日本を知る」「日本文化に触れる」「観光を楽しむ」という3つのテーマによって計画され、世界文化遺産である日光東照宮の参観、中国古代の宮廷音楽がルーツといわれる雅楽の鑑賞、活け花・茶道・着付けなどの体験コース、郷土舞踊の鑑賞など盛りだくさん。同記事によると、中国人観光客らはいたるところで大歓迎を受けた。宇都宮市でも市民が日中の国旗を両手に持ちながら「新年好(シンニエンハオ)」と中国語で新年の挨拶で迎えた。

中国国家観光局の東京事務所の責任者・範巨霊(ファン・ジューリン)氏によると、中国人の長期休暇増加と海外旅行の普及により、日本旅行もかつての急ぎ足で名所だけを回る旅行から、日本や日本文化の理解をテーマにした旅行に変りつつあるという。さらに観光地も東京・大阪など大都市から周辺部や地方都市に広がりつつあり、世界文化遺産観光に特化したツアーも出現してきている。

中国人旅行客の増加が大きな経済効果をもたらすことから、日本もこれを非常に重視している。特に09年に北海道を舞台にした中国映画「誠実なおつき合いができる方のみ」(中国語題名「非誠勿擾」)の大ヒットで北海道に中国人観光客が押し寄せるようになってからは、日本の各自治体や観光業界も中国人観光客の誘致により積極的になったという。(翻訳・編集/津野尾)

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