地獄、それとも天国?中国メディアが伝える北朝鮮―米メディア

Record China    2010年2月21日(日) 7時11分

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18日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは、記事「中国メディアに問う:北朝鮮は地獄なのか、それとも天国なのか?」を掲載した。写真は北朝鮮・平壌。

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2010年2月18日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは、記事「中国メディアに問う:北朝鮮は地獄なのか、それとも天国なのか?」を掲載した。

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2月3日、重慶晩報は記事「金正日、人民に白米を食べさせたいと民生問題解決を誓う」を掲載。12日には重慶晨報が北朝鮮貨幣改革を批判する記事を掲載した。地方紙が大胆にも北朝鮮のマイナス面を報じることができたのは中央メディアが許したからだろう。通常、新華社などの中央メディアは海外ニュースの転載という形式でしか、こうした報道を行わない。

北朝鮮の負の側面についても取り上げる一方で、中国メディアは肯定的な報道を数多く流している。いわく、北朝鮮の労働党は人民を愛し、平和を愛している云々。または2月14日付新華社のような「旧正月を祝う式典が平壌体育館で開催された…北朝鮮の青少年が学習と生活向上に取り組む積極的な姿勢が現れた」といった報道。欧米メディアが伝える飢えに苦しむ国とは全く違っている。

韓国中央情報部(KCIA)の資料によると、北朝鮮の1人当たりGDPは1800ドル(約16万5000円)前後。世界228か国中188位だという。しかし人民網の北朝鮮駐在記者はこう伝えている。「北朝鮮の各部門、各機関は現在、各分野で人民生活改善のために全力を尽くしており、2012年に『強盛大国の門を開く』という戦略目標に向かって奮闘している」、と。

北朝鮮ははたして天国なのか、地獄なのか?(翻訳・編集/KT)

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