2010年2月17日、華字紙・日本新華僑報によると、中国から総勢700人もの大旅行団が栃木県日光市を訪れた。春節（旧正月）を同市で過ごそうというもの。斎藤文夫市長自らが先頭に立ち、市を挙げた盛大な歓迎セレモニーで出迎えた。

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この大規模旅行団は中国三大旅行社の合併を記念して企画された。一行はまず、県庁所在地である宇都宮市を訪れ、ろまんちっく村で横松薫副市長らから歓迎を受けた後、計15台のバスに分乗して同市を訪れた。日本在住の留学生を含む一行はこの後、東京や京都なども観光する予定だ。

日光では斉藤市長が委員長を務める「歓迎委員会」が歓迎セレモニーを主催。会場となった日光総合会館はたこやコマなどで飾り付けられ、もちつきが行われたほか、お汁粉も振舞われた。獅子舞やオペラ歌手による歌も披露された。

上海から参加した黄澄宇（ホアン・チョンユー）さん（48）は「日本で過ごす春節を楽しんでいる。とても温かい歓迎を受けた」と話していた。（翻訳・編集/NN）