中国にはもはや海外の技術は必要ない?!研究開発費世界第3位―米紙

Record China    2010年2月14日(日) 8時10分

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2010年2月10日、米投資情報紙インベスターズ・ビジネス・デイリーは、グーグルの中国撤退問題は、すでに中国が欧米の技術を必要としていないのではないかという疑問を投げかけたとの記事を掲載した。写真はグーグルの中国人エンジニア。

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2010年2月10日、米投資情報紙インベスターズ・ビジネス・デイリーは、グーグルの中国撤退問題は、すでに中国が欧米の技術を必要としていないのではないかという疑問を投げかけたとの記事を掲載した。

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一部アナリストは20年前の欧米に技術を依存しきっていた時期と比べ、中国は大きく変わったと指摘している。巨額の研究開発費の投入と年数十万人のエンジニアが生み出される中国では、ナノ技術およびDNA技術ではまたたく間に先進国水準に達した。数十年間の技術移転の末、自動車、医薬品、家電などでも世界的なプレイヤーになったという。

世界経済フォーラムによると、中国は研究開発費の伸び率が世界で最も高い国の一つ。2020年まで毎年GDPの2.5%が投下される計画で、米国、日本に続く研究開発費世界第3位の地位を占めた。

一方でアナリストたちは中国の弱点も見出している。政策研究分析機構Rand Corpのアンネ・王氏は、中国では年間60万人のエンジニアが大学を卒業するが、その多くが4年制ではなく、2年間の教育期間しかないことから質の面では疑問があると指摘した。またある専門家によると、軍事、宇宙開発分野で中国は米国と比べ25年は遅れているという。(翻訳・編集/KT)

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