米国は中国にならなければならない、大転換の時代を乗り越えに―米コラム

Record China    2010年2月6日(土) 23時56分

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2月2日、米シンクタンク「Institute for Policy Studies」のプロジェクト「Foreign Policy In Focus」は、John Feffer氏の署名記事「The Next Great Transformation」を掲載した。写真は湖北省工業基地の太陽発電パネル。

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2010年2月2日、米シンクタンク「Institute for Policy Studies」のプロジェクト「Foreign Policy In Focus」は、John Feffer氏の署名記事「The Next Great Transformation」を掲載した。4日、環球時報が伝えた。

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従来、中国の成功は共産主義を捨て去り市場経済を導入したことが要因であると見られてきた。そして官僚の腐敗、がんじがらめの規制、劣悪な国有企業の擁護により失敗するであろうとも。

しかし現実はどうだろうか?東南アジアに習い市場の「見えざる手」ではなくより集中的な資源配分を選んだことや太陽電池などクリーンエネルギーの大規模な開発などを選択したことなど、中国の手法は大きな成功を収めている。

今や我々は通俗的な見方をくつがえさなければならない。中国が成功したのは自由市場的な改革を受け入れ、「より我々に似た」からではない。逆に我々が「もっと中国に学ばなければならない」と警告されているのだ。現在、世界は巨大な転換期を迎えている。オバマ米大統領は中国の重要性について認識しているが、中国モデルを米国に適用することについては半信半疑だ。予算案の凍結は大転換に必要な資本を供出するチャンスを失わせてしまった。

問題は経済レース、中国が米国を追い抜くかどうかといったことではない。重要なのは世界最大の経済体が協力して新たな経済モデルを導入できるか、全世界が地球のためによりよい方向へと前進できるかにあるのだ。(翻訳・編集/KT)

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