<池袋チャイナタウン>まずは地元に溶け込む努力を=「自己中」な考えにクギ―華字紙

Record China    2010年2月1日(月) 12時31分

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1月30日、日本の華字紙は東京池袋で進められている「チャイナタウン」構想について、「中国人が勝手に決めて良い問題ではない。現地の利益を第一に考えるべきだ」と釘を刺した。写真は中国系店舗の多く集まる池袋北口。

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2010年1月30日、日本の華字紙・中文導報は東京池袋で進められている「チャイナタウン」構想について、「中国人が勝手に決めて良い問題ではない。現地の利益を第一に考えるべきだ」と釘を刺した。以下はその概略。

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在日中国人が横浜だけでなく東京にも中華街があるべきだと考えるのは、ごく当然のことだ。中華文化を日本でもっと発揚させるべき、中華街を作るのはそのための最良の方法だと考える人も少なくない。異国の地で中華文化を発揚させるという考えはとても良いことだが、「中華街の建設」は簡単なことではない。地元の利益、日本の利益に合致していなければ実現は難しいだろう。横浜中華街の場合は、「中華料理を日本に広めたい」という日本人の強い要請で実現したもの。中国人が一方的に作りたくて作ったものではない。

在日中国人の中には政治参加の目的を「外国人の利益、ひいては中国人の利益のため」だと考えている人も多いが、これでは自分たちを孤立させるだけ。そのように政府との対立も辞さないような憤然とした気持ちでいては、恐らく何も実現しないだろう。とにかく、まずは地元社会に溶け込む努力をすること。何か物を言うにしても、まずはそこからスタートさせるべきだろう。(翻訳・編集/NN)

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