成田空港で寝泊まりの「島流し」中国人、2月2日に記者会見=旧正月前に帰国受け入れか―成田

Record China    2010年1月31日(日) 18時21分

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2010年1月、昨年11月初めに中国当局から帰国を拒否され成田空港にとどまり続けている上海市在住の中国人・馮正虎氏(55)は31日、成田空港での寝泊まり終了に関する記者会見を2月2日午後2時に空港内で開催すると発表した。写真は読者提供。

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2010年1月、昨年11月初めに中国当局から帰国を拒否され成田空港にとどまり続けている上海市在住の中国人・馮正虎氏(55)は31日、成田空港での寝泊まり終了に関する記者会見を2月2日午後2時に空港南ウィングの取材エリアで開催すると発表した。先週来中国大使館の当局者が接触しており、帰国受け入れに関する交渉がまとまったとみられる。

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3日に日本に入国して衰弱した健康状態を整えてから14日に始まる旧正月までに帰国する見通し。

馮氏は中国への帰国を試みて成田空港に送還された後、11月7日にはビザ放棄を宣言して日本への入国を拒否。空港の入国審査カウンター前にある制限エリアでトイレの水を飲むなどして寝泊まりを続けており、31日で89日目となる。

中国で民主化・人権活動に取り組み、服役経験もある馮氏は中国パスポートを持つが、当局側は入国拒否の具体的理由を明かしておらず、日本に実質的な「島流し」にあった形だった。(編集・NK)

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