Record China 2010年1月27日(水) 10時50分
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25日、ボストン・コンサルティング・グループは21日に発表した最新レポートで「2014年には新興国・BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)4か国で世界の自動車販売台数の3分の1を占める」との見通しを示した。写真は09年上海国際モーターショー。
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2010年1月25日、広州日報によると、ボストン・コンサルティング・グループは21日に発表した最新レポートで「2014年には新興国・BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)4か国で世界の自動車販売台数の3分の1を占める」との見通しを示した。
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レポートによると、09年のBRICs4か国の自動車販売台数の伸びは、ブラジルが前年比11%増、ロシアが同48%減、インドが同13%増、中国が同42%増だった。レポートは「2014年まではこの伸び率の順位が維持され、同年にはこの4か国で世界の自動車販売台数の3分の1を占める。ただし、各国で最も売れる車種は異なっている」と予測している。また、同年の中国の自動車販売台数はBRICs4か国の合計販売台数の61%を占める見通しであるという。
レポートの作成に携わった担当者は「これらの国では自動車メーカーが増えてコストの低下が図られるだけでなく、購買力も増し、中産階級層が増加し続けるだろう」との見通しを示した。
しかし一方で、「以前のように世界戦略モデルカーだけで市場での成功は勝ち取れなくなった」と語り、「現地化の重要性と価値を認識した各メーカーが現在直面している問題は、現地の消費者が最も必要としている機能を探し出すことである」と指摘した。
国別のニーズや特徴として、同氏は「ブラジルではシボレー・セルタのような小型ハッチバックタイプやスポーツタイプのピックアップトラック市場が成熟している。インドではタタ・ナノに代表されるような価格を抑え、しかも強力なエアコン機能を備えた小型車のニーズが見込まれる。ロシアではSUVタイプやトヨタ・カムリなどの乗用車が、中国ではホイールベースの長い車種、大型トラック、各種装備を備えたラグジュアリータイプが人気を集めている」と語った。(翻訳・編集/HA)
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