「チャイナを失った男」蒋介石の伝記、初の“翻訳モノ”発売が大反響―中国

Record China    2010年1月26日(火) 23時33分

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24日、英国の著名な作家ブライアン・クロージャー氏が30年以上前に書いた台湾の初代総統・蒋介石に関する伝記が、近く中国本土で発売されることになった。写真は蒋介石を記念して建てられた台北市の中正紀念堂。

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2010年1月24日、台湾紙・中国時報によると、英国の著名な作家ブライアン・クロージャー氏が30年以上前に書いた台湾の初代総統・蒋介石(しょう・かいせき)に関する伝記が、近く中国本土で発売されることになった。中国新聞網が伝えた。

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原書のタイトルは「中国を失った男〜蒋介石に関する初の完全な伝記」で、1976年に出版された。本土でも研究者向けに原書が輸入されたことはあったが、今回は中国語翻訳版。外国人が蒋介石に関して書いた伝記が中国語に翻訳され、本土で一般向けに販売されるのは、今回が初めてだ。

今月初めの北京ブックフェアでお披露目された際は、大変な反響を呼んだ。本土の専門家の多くは、「蒋介石の一生を冷静に客観的に考察した」と評価しているという。中台交流の活発化に伴って、本土側の見方も徐々に客観的になってきており、昨年、建国60周年を記念して制作されたドラマ「建国大業」でも、蒋介石や国民党が実に客観的に描かれていた。

本土の出版関係者は、「これを機に、欧米の作家が書いた蒋介石父子に関する伝記が相次いで出版されるかも知れない。こうした動きは中台の交流にプラスの作用を及ぼすことは間違いない」と話している。(翻訳・編集/NN)

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