池袋チャイナタウンの原点、老舗「知音」が倒産=中国系同士の価格競争に敗北―華字紙

Record China    2010年1月20日(水) 13時8分

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19日、日本の華字紙は、池袋北口がチャイナタウン化する出発点ともなった老舗の「知音」グループが倒産したと報じた。写真は「知音」の店舗。

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2010年1月19日、華字紙・中文導報は、池袋北口がチャイナタウン化する出発点ともなった老舗の「知音」グループが倒産したと報じた。

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「知音」グループは小さな中国物産店からスタートしたが、90年代半ばに入り急速に拡大。本場と同じ味が楽しめる食堂や、中国現地の本や雑誌、CDなどを豊富に取り揃えた書店などを展開し、池袋北口に中国人が集まるきっかけとなった。そんな老舗中の老舗が年明け間もなく、事実上の倒産を宣告した。

記事は倒産の原因として、経営者がいつまでも個人商店レベルで満足していたことと、価格競争という悪循環から抜け出せなかったことを挙げた。中国人経営の店は狭いエリアで熾烈な価格競争を展開しているが、結局は自分たちの首を絞めているだけ。そうではなく、互いに団結し1つの共同体として成長していく方法をとることが大切だと強調した。

記事は、「知音」の倒産は1つの時代の終わりを告げているとした上で、これからの在日中国人社会には新しい経営スタイルとサービスモデルが必要とされていると指摘した。(翻訳・編集/NN)

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