2010年1月11日、英BBC放送の中国語版ウェブサイトによると、唇がぽってりした女性は実際の年齢よりも若く見えることを、化粧品大手ユニリーバの研究者が発見した。シワが出てきたり髪に白いものが混じっても、魅力的な唇をしているというだけで女性は数歳若く見えるのだという。

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同社のデヴィッド・ガン研究員は女性250人を対象に調査を行い、唇の厚さは環境ではなく遺伝子によって決まることを発見した。シワやシミなどには遺伝と環境がともに左右するのとは異なるという。また、60歳以上の女性の唇の厚さにはかなりの差があることも見つけ、最も薄い唇は上下でわずか3mmだったが、最も厚い人は同2．2cmと、かなりの差があることが分かった。

ガン研究員は、「唇が厚いことが、若く見える女性に共通する特徴」だと話す。人の唇は成人期初期に最も厚くなり、その後30〜40歳から徐々に薄くなっていく。そのため、唇の厚さは女性の見た目の年齢を大きく左右するのだと指摘している。（翻訳・編集/岡田）