2010年1月4日、5年ぶりの活動再開が伝えられる歌手のフェイ・ウォン（王菲）が、新春映画「孔子」で主題歌を歌っている。中国時報が伝えた。

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結婚・出産を経て、2005年から活動休止状態のフェイ。しかし、旧正月に行われる国営テレビ・中国中央電視台（CCTV）の新春恒例特別番組｢春節聯歓晩会｣を皮切りに、約5年ぶりとなる歌手復帰を果たすという。

さらに、来月5日から公開のチョウ・ユンファ（周潤發）主演映画「孔子」でも、主題歌「幽蘭操」を披露。中国のニュースサイト「新浪網」によると、映画がクランクインした昨年4月から製作会社がフェイにオファーを送っており、紆余曲折を経て先月31日にやっと収録を終えたという。

「幽蘭操」は古典詩をアレンジしたもので、歌詞に使われたのはわずか64文字。神秘的な調べが、ミステリアスな雰囲気のフェイのイメージにとてもマッチしている。さらに｢春節聯歓晩会｣では、天使に扮したフェイが空から降りてくる演出が用意されているというが、総監督を務めるCCTVプロデューサーの金越（ジン・ユエ）氏は、「具体的にはまだ決まっていない」と話している。（翻訳・編集/Mathilda）