FTA発効で中国の“中庭”となる東南アジア、巨大経済圏誕生に第3国が不安―中国紙

Record China    2010年1月4日(月) 12時37分

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2010年1月1日、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が正式に発効した。中国の影響力の増大に各国メディアは不安をあらわにしている。写真は2009年10月、広州市で開催された第106回中国輸出入商品交易会。

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2010年1月1日、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が正式に発効した。中国の影響力の増大に各国メディアは不安をあらわにしている。3日、法制晩報が伝えた。

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韓国紙・東亜日報は、7日に広西チワン族自治区南寧市で開催されるFTA発効記念式典を取り上げた。ASEAN首脳とフォーブス500(米誌フォーブスが選ぶ世界のトップ企業500社)の経営者が数多く参加するこの式典は、中国の影響力が南下する契機になると指摘し、「東南アジアはもはや中国の中庭と化した」と断じた。

米紙ニューヨークタイムズはFTAにより巨大な「人民元地区」が誕生すると指摘、中国の対東南アジア輸出も大きく伸びると分析している。英紙デイリーテレグラフは新たな自由経済区が欧州連合(EU)、北米自由貿易協定(NAFTA)と競合するものとなり、欧米の保護主義に対抗して中国製品の輸出を伸ばす新たなルートになると指摘している。(翻訳・編集/KT)

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