2010年1月3日、香港のフェニックステレビウェブサイトは、2010年早くもソマリア海賊が活発な動きを見せていると報じた。

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今年に入って早くも2隻がソマリア海賊に乗っ取られた。1籍はシンガポール船籍のケミカルタンカー。イタリアのジェノバからインド西部カンドラ港へと向かう途中だった。船員24人が人質となった。船員の国籍は5人が中国籍、17人がインドネシア籍、そしてナイジェリア籍、ベトナム籍が各1人と伝えられている。海賊は船舶の所有企業に数千万ドルに及ぶ身代金を要求している。

もう1隻はロンドンの海運企業が保有する英国籍の貨物船。シンガポールから自動車を乗せ、サウジアラビアに向かう途中だった。ブルガリア籍、ウクライナ籍、ルーマニア籍、インド籍の船員25人が人質となった。（翻訳・編集/KT）